GN125のリヤブレーキ(ドラムブレーキ)のパッドを交換する
リヤタイヤの交換と合わせて、リヤスプロケット・ハブダンパーを交換しました。同じタイミングでリヤのドラムブレーキのブレーキパッドも新品に交換することにしました。
取り外したドラムブレーキユニットです。
裏側にはドラムブレーキのパッドが付いています。パッドのカスなどで汚れています。
ドラムブレーキのブレーキパッドはバネで連結されているだけなので折り曲げるとすぐに外すことができます。
リアブレーキカムのアーム部分は錆がひどいです。。。ボルトを抜いて外します。
ブレーキカムにはワッシャーとOリングが付いていました。
ワッシャーは綺麗にすれば再利用できそうですが、Oリングは交換した方が良さそうです。
Oリングはちぎれていましたのでやはり交換が必要です。
ブレーキカムのOリングの品番は「09280-14003」か「09280-14011」になるようです。
ブレーキシューはベスラ(Vesrah)のものをストックしてあったのでそれを使います。品番は「VB-302」です。
出来る範囲できれいにしました。フロントフォークのように鏡面仕上げにすることも考えましたが、労力がすごいのでやめました。
裏側もブレーキシューのカスなどを取り除ききれいにしました。
ブレーキカムのレバーは「出土した銅器かな?」というレベルで状態がひどいので新品を注文ました。品番は「64451-48000(レバー、リヤブレーキカム)」です。
ブレーキカムはシリコングリスで薄くグリスアップしておきました。
裏側からブレーキカムを取り付けます。
ブレーキカムのレバーを取り付けます。
右側が古いブレーキシュー、左側が新しいブレーキシューです。古い方はパッドの厚みが減っていいます。
新しいブレーキシューにはスプリングがついていませんでしたのでa古い方から移植しました。スプリングの品番は「09443-07001」になっています。
新しいブレーキシューにスプリングを取り付けました。
ドラムブレーキユニットに取り付けます
カムが回って動くことでブレーキシューが広がり、ホイール側の壁と摩擦することでブレーキする仕組みになっています。
カムとブレーキシューがあたる部分にはブレーキパッドグリスを塗っておきました。
ドラムブレーキのレストアは完了したのであとは取り付けるだけの状態になりました。
リヤブレーキのロッドもサビサビでしたので、新品を注文しました。「ロッドアッシーリアブレーキ 43300-26501」
リヤタイヤの取り付け時にドラムブレーキも一緒に組み込む必要があります。
ロッドの前部分は割りピンで止める必要があります。
後ろ側をブレーキカムのレバーと連結します。あとはロッドの調整用ボルトを回し、ブレーキの踏み込み調整したら完了です。