GN125EのウインカーのLED化
今回はGN125Eの灯火類LED化の第一弾として、ウインカーのLED化に挑戦したいと思います。
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特にウインカーを点けると、電圧が大幅に下がり、アイドリング時の回転数が下がるという状態になり困っていました。
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GN125Eのウインカーは前後で46W(23W×2。ちなみにGN125Hは 21W×2)、ウインカーのパイロットランプ(インジケーター)で3.4W、合計50W近く使うので、ウインカーをLED化することでこの状況を改善するのがLED化の狙いです。あと明るくなるので、視認性も良くなると思います。
使ったLEDバルブは「12V-24V車用S25 シングル球 アンバー BA15S P21W G18 LEDバルブ」です。2個セットを2つ買いました。
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LEDバルブ・ウインカーリレーの交換
LEDバルブへの交換自体は簡単で、ウインカーのレンズを外し、バルブを交換するだけです。ウインカーリレーは、LED対応の「MADMAX ICウインカーリレー 12V 2ピン 汎用 LED対応 MM19-0276」に交換済みです。
一応LEDバルブの動作確認をしておきます。
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あとは同様に4箇所のバルブをLEDに交換します。
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ハザード状態への対応方法・配線の変更方法
LEDバルブ自体は簡単に交換できるのですが、GN125のようにメーター上のウインカーインジケーターが1つ(パイロットランプが左右兼用)の車両は、バルブをLEDに交換するだけではうまくいきません。
消費電力が少なくなることにより、ウインカーが左右両方点滅するような、いわばハザード状態になります。
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インターネッツで学んだワイなりの理解ですが、メーター上のウインカーパイロットランプが左右兼用の車種の場合、↓の図のような配線になっており、例えばウインカーのスイッチを右に入れた場合、パイロットランプを点灯させるために、電流は反対側にも流れるようになっています。
ただし右ウインカーとパイロットランプで電力を使っているので、左側のウインカーは点灯しません。
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ウインカーをLEDに変更した場合、ウインカーでの消費電力が極端に少なくなるため、反対側のウインカーも一緒に点滅してしまう、ということらしいです。
なので、反対側に電流が流れないように配線を変更する必要があります。
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具体的には配線を↓の図のように変更します。「整流ダイオード」という反対方向には電流が流れない配線を使い、ウインカーを点けた時は反対側に電流自体が流れないようにします。
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ヘッドライト内の配線を変更する方法
上記配線の実現方法にあたり、今回は他の方のブログにあった、ヘッドライト内の配線を変更する方法を参考にしました。
ヘッドライト内の配線へのアクセスは、ヘッドライトの左右にある2本のネジを外します。
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ヘッドライトバルブとポジション球のソケットをケースから外しておきます。黒い部分を回すと外れます。
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ヘッドライト内は配線でワッシャア〜なってます。
今回目的のウインカーの配線は手前に見える青色の9極のカプラーにあります。
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私のGN125Eの場合、青のカプラーに白のカプラーが付いていました。白のカプラーから目的の配線を取ります。(GN125Hの場合は異なるかもしれません)
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私のGN125Eの場合は、↓の図のように各配線が刺さっていました。
・黒白:アース
・薄緑:右ウインカー
・黒:左ウインカー
のようです。この3本の配線をカプラーから外します。外し方は凸型の小さい方の隙間に、精密マイナスドライバーを入れ、奥にある爪を押さえつけて配線を引っ張ると取れます。
が、なかなかうまくいかず外すのに苦労しました。この方法のメリットは既存の配線をあまり切断せずに配線を変更でき、また、ヘッドライト内に配線を格納することが可能な点です。
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小一時間格闘し、ようやく3本の配線が外れました。爪の部分が結構内側に入って潰れてしまいました・・・新品に交換した方が確実ですが、手元にないのでリカバリ方法は後で考えます(後回し体質)
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ウインカー左(黒)への配線をカプラーから外しましたので、同じカプラーから外したアース線(黒白)に連結します。
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このようにウインカー左(黒)への配線と、アース(黒白)を連結します。
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端子の爪の部分はなんとか起こすことができ、リカバリできました。
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連結した左ウインカー(黒)とアース(黒白)の配線を、元のカプラーのアース線が入っていた部分に戻します。一応軽く引っ張って抜けないように爪がかかっているかを確認します。
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これで図の左上部分のアース配線はできましたので、
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次は紫の部分の整流ダイオードの配線を作成します。
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「M&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネス LHN700」という配線キットがあるので、今回はそれを利用しました。整流ダイオードを買って自作する方法でも良いと思いますが、「Mr.すぐ壊すマン」なので安全策を取りました。
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裏側の説明書にも同じような配線方法が記載されています。ウインカーの配線色まで記載されており親切です。
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黒い部分が整流ダイオードになっています(たぶん)。黒→青の方向にしか電流が流れないようになっています。
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これをカプラーに接続できるように配線を延長し、先端にカプラー接続用の端子を取り付けます。
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先ほど作成した整流ダイオードの配線を接続できるように、右ウインカー(薄緑)の配線をギボシのオス端子に変更しておきます。
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あとは青の配線を右ウインカー(薄緑)に接続し、黒の2本の配線をそれぞれカプラーのウインカー端子に戻せば完了です。
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これで配線上は下の図のような状態になっているハズです。というわけで実際に動作を確認します。
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まずは右から。問題なく点灯しています。
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おお、ちゃんと左右に出し分けられるようになっています。(このあと嬉しくてエンドレスにウインカーを切り替えしていました
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ウインカーLED化後の電圧測定 & アイドリング確認
ウインカーLED化後は、ウインカーを出しても電圧が下がることなくなりました。
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それにともなってアイドリングも下がることは無くなりました。これでひとまずウインカーのLED化は成功したと思います。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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