GN125 のメンテナンスフリーバッテリー交換(SUPER NATTO SB7-A) と ウインカーリレー交換(ICウインカーリレー)

GN125Eカスタム
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アウトドア&スポーツ ナチュラム

ウインカーを点けるとアイドリング時回転数が下がる問題への対応

バイクに電圧計を取り付けた結果、バッテリーが弱っていることに気が付きましたので、バッテリーを新品に交換したいと思います。

ウインカーを点けると電圧が下がり、アイドリング時の回転数が極端に下がる現象も、バッテリー交換で直ると良いのですが・・・

スーパーナット(SUPER NATTO)「SB7-A」に交換

あと、古いバッテリーは1年半しかもたなかったと思っていたのですが、バッテリーに貼っていた交換日付から再度計算すると約2年半使えていました。ポンコツだったのはバッテリーではなくワイの脳みそでした。

ケチケチ精神全開で再充電してみましたが100%に充電しても、すぐに12V以下になるので延命は無理でした。充電器のサルフェーション除去機能(メンテナンスモード)でも復活はしませんでした。

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2~3年持てば良い方だと思うので、新品に交換することにしました。

新しいバッテリーは「SUPER NATTO バイク用バッテリー SB7-A(YB7-A 12N7-4A GM7Z-4A FB7-A互換) スーパーナット密閉式 MFバッテリー」です。リチウムイオンバッテリーも気になったのですが、こちらの方が価格もお手頃で、以前も使って問題なく使えたのでコレにしました。(中華系の商品は雷のデザイン使いがち

中身は日本語の説明書、バッテリー本体とネジ類です。バッテリー液はすでに補充された状態で送られてきました。

説明書には一応密閉型バッテリーの液を入れる手順が書かれていました。

なお、自分で液を注入した場合は1時間ほど静置する必要があります。

あと「初期補充電」を行うとより長寿命・電気容量の上昇が期待できるとのことです。一般的に0.3A〜1.2Aの弱い電流で長時間かけて行うのが良いとのことでした。

なので、一番弱い電流で補充電しておきました。ちなみに充電前は60%ぐらいでした。

あと、初期補充電完了後、交換日がわかるようにシールを貼っておきました。

説明書には他にもバッテリーのメンテナンス(保守・点検)方法が記載されており親切です。使用しない期間は1ヶ月に1度定期的に充電するのが良いとのことです。

また、12Vバッテリーでは端子電圧が12.24V以下の場合は補充電したほうが良いとのことでした。

というわけで初期補充電が完了した新品のバッテリーに交換していきます。GN125の場合再度カバーを外すだけでバッテリー交換ができるので便利です。

電圧のチェック

キーをオンにして電圧を確認します。12.6~12.7V出ており、バッテリーの状態は大丈夫そうです。

一応走行も問題ないことを確認します。走行時は14.2~14.3Vぐらいを維持しており、特に問題なさそうに見えます。

余談ですが、GN125EとGN125Hでは、以下のように各灯火類のバルブの消費電力が異なっていて、GN125Hではできるだけ消費電力が小さくなるように仕様変更されているようでした。

GN125EGN125H
テールランプ23W/8W21W/5W
ヘッドライト45W/45W35W/35W
ウインカー23W×2(前後)21W×2(前後)

調べてみると、発電量の少ない旧車の消費電力を減らすために、灯火類をLED化するようなカスタムは割と一般的なようですね。

バイクの電装類については特に全くの無知なのであまり気にしていませんでしたが、今ついているバルブ類をLEDなどの消費電力の少ないものに変えるのも良さそうな気がしてきました

バッテリーを新品に交換しましたが、ブレーキを握ってブレーキランプを付けた状態で、ウインカーをONにすると電圧が13.2〜13.3Vぐらいまで低下し、アイドリング時の回転数も1000回転ぐらいまで下がる結果となりました。

逆に、ブレーキランプやウインカーは点灯させずに、ヘッドライトをOFFにする14.3Vとなり、回転数も2000回転近くまで上昇します。

なのでバッテリーの状態に関係なく、複数灯火類を点灯させるとアイドリング時の回転数が低下する症状が発生することが分かりました。

まとめると以下のような状態でした。

アイドリング:2000回転付近
 ↑
ヘッドライトOFF → 14.3V
+ヘッドライトON → 14.0V
+ブレーキランプON → 13.9V
+ウインカーON → 13.2V
 ↓
アイドリング:1000回転付近

あとウインカーの点滅間隔が早く若干ハイフラ気味のようです。

ICウインカーリレーとウインカーバルブを15Wに交換してみた

とりあえずウインカーの消費電力を押さえるため、ウインカーバルブを23Wから少しでもW数の少ないものに変更してみようと思います。

ウインカーのワット数を変更する場合、「ウインカーリレー」という部品をそのワット数に対応するものに交換する必要があります。ウインカーリレーはGN125の場合、バッテリーの左横にあります。

これがウインカーリレーです。

ウインカーリレーにつながっているL字型のカプラーを外し、下に引っ張ればウインカーリレーが外れます。

ウインカーリレーはこのような形状のステーにゴムの部品で刺さっています。

右が純正のウインカーリレーで

23W×2 + 3.4W、または 21W×2 + 3.4W に対応しています。

「23W×2」は前後ウインカー、「+3.4W」はメーターにあるウインカー用のインジケーターのワット数だと思います。

左が消費電力が少ないLEDウインカーにも対応したICウインカーリレーです。「01.W-150W」の記載があります。

ちなみに商品名は「MADMAX ICウインカーリレー 12V 2ピン 汎用 LED対応 MM19-0276」でした。

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右が純正のウインカーリレーです。錆が発生していますね。

どちらも2ピンタイプですが、「L」と書いてあるのがランプ、「B」がバッテリーからの配線ということらしいです。

左が新しい方のICウインカーリレーですが、こちらにも取り付け用のゴムステーが同じようについているので、そのまま車体に取り付けることができました。

右が今までつけていた23Wのウインカーバルブ、左が15Wのウインカーバルブです。15Wはグラストラッカー純正のものです。私のGNはウインカー本体をグラトラ純正のものに交換していますが、15Wではウインカーリレーが対応していなかったので、23Wのものに変えていました。これを元々ついていた15Wのものに戻します。

ウインカーリレーを対応するものに変更したので15Wのバルブでも点灯するハズです。「23W×2」を「15W×2」に変更するので、ウインカー点灯時は46W→30Wに消費電力が減らせることになります。

本来はLED化したいですが、LEDウインカーバルブが手元に無いのと、GNのようなメーター上のウインカーインジケーターが1つのタイプの車両は、ウインカーバルブのLED化は若干面倒なようです。

ウインカーリレー&ウインカーバルブ交換後

ウインカーリレー&ウインカーバルブ交換後は、点滅もゆっくりになり、電圧降下もマシになったようです。ウインカー点灯時は14V→13.7Vとなりました。

変更前よりはあきらかに改善されていますが、ウインカー点灯時それでもアイドリング時回転数はやや下がりますね。

これでだいぶ状況がわかってきました。バッテリーが弱っていたのが直接の原因ではなく、アイドリング時に複数の灯火類を点灯した時に、電圧の降下が激しくなりエンジンの回転数も下がるという状況のようです。

エンジン載せ替え前にはそれほど気にならなかったので、この個体のジェネレーターの発電量が少ないのでしょうか。いずれにせよアイドリング時の発電量に対して複数ライト点灯時の消費電力が多すぎる状況っぽいので、今後は灯火類のLED化も試してみたいところではあります。

そのあたりもボチボチやっていき、ブログや動画でご紹介できればと思っています。

というわけで2022年も、みなさまどうぞよろしくお願いいたします(遅)。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!(^甘^)/

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