カムチェーンとカムチェーンテンショナーとは
カムチェーンとはクランクの回転を吸気・排気バルブを動かすカムシャフトに連動させるチェーンです。
カムチェーンテンショナーとは、このチェーンが伸びてきた時にテンションを保つための部品です。
GN125Eのカムチェーンテンショナーのアジャスタはセミオート式で、調整用のスクリューを緩めることで、バネの力によってテンショナーが押され、カムチェーンの張りが調整されるようになっています。そのため、定期的に調整が必要になっています。
GN125のカムチェーンテンショナーの調整方法
カムチェーンテンショナーによる調整時期は、初期1,000kmと以後3,000km走行毎に調整をしますが、私の場合はオイル交換の時に一緒にやるケースが多いです。
1.カムチェーンテンショナーのロックナットを緩める
2.カムチェーンテンショナーのスクリューをマイナスドライバーで緩める(この時、中のプッシュロッドがスプリングの力によって押し出され、チェーンを押すことでカムチェーンの張りが調整される)
3.調整後、スクリューを締める
4.スクリューを締めた後にロックナットを締め付ける
下記がカムチェーンテンショナーのロックナットと真ん中にあるのがスクリューになります。結構錆さびになってしまっています。。。
まず、先にロックナットを緩めます。
その後、真ん中にあるスクリューをマイナスネジで緩めます。
その後、スクリューを締め、ロックナットを締め付ければ完了です。1分もあればすぐに調整ができます。