今度はタコメーターケーブルの付け根からのオイル漏れ
以前、GN125のエンジンヘッドからのオイル漏れの修理をしましたが、今度はタコメーターケーブルの付け根からオイル漏れが見られました。
写真のように、走行後、タコメーターケーブルの付け根付近からオイルが滲んでいるようにみえます。特にエンジンを高回転で運転したときにひどくなっていました。また、タペット調整用のインスペクションキャップ付近もオイルで汚れているように見えます。
Oリングとオイルシールを注文
タコメーターケーブルを接続している部分のOリング(2箇所)、インスペクションキャップのOリングを交換することにしました。
品番はそれぞれ以下のとおりでした。
09280-30001:Oリング(インスペクションキャップ用)
09289-05002:オイルシール(タコメータドリブン用)
26451-45000:タコメータードリブンギヤシールバンド
GN125のタコメーターケーブルのOリング・オイルシール交換
注文したOリング、オイルシールが届いたので早速交換をしました。
タコメーターケーブルを外し、タコメータードリブンギヤのスリーブを外します。小さなネジが付いていますので六角レンチなどで取外します。
ちょっと硬いですがグイグイ引っ張ると、タコメータードリブンギヤが外れます。外した後は下の写真のようになります。
外したドリブンギヤです。矢印の部分のオイルシールを交換します。
ギヤ部分は下に引っ張ると分離するようになっています。オイルシールを取り外したところです。
中にも下のような形状のオイルシールが入っていますので、取り出し、新しいものに交換します。下が新しいオイルシールになります。
あとは逆の手順で組み付ければOKです。新しいオイルシールにも、エンジンオイルを塗ってはめ込むと良いかもしれません(適当)。
GN125のインスペクションキャップのOリング交換
インスペクションキャップを外したところです。矢印の部分にOリングが付いています。液体ガスケットも付着しています。
これも新しいOリングに交換します。下が新しいOリングです。
タコメーターケーブルを組付けて動作確認
あとは逆の手順でタコメーターケーブルを取り付けて、エンジンをかけ、ちゃんとタコメータが動作するかを確認します。
高回転で走行後、オイル漏れがないかを確認してみましたが特にオイル滲みなどは見られませんでしたので、これでOKかと思います