「カムチェーンテンショナーアジャスタ」とは?
最近エンジンの機械音が大きくなってきているので、「カムチェーンテンショナーアジャスタ」を丸ごと交換することにしました。
エンジンが温まってきてから音が大きくなるようで、冷間時のカチカチというタペット音ではなさそうです。
「カムチェーンテンショナーアジャスタ」の説明は、GN125Eのサービスマニュアルによると以下のように記載がありました。
カムチェーンテンショナーアジャスタ
GN125Eサービスマニュアル
クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達するためチェーンを使用しています。このチェーンの張りを適切に保つことは機械騒音を低くし、寿命を長く保つために大切なことです。
GN125Eのチェーンテンショナーアジャスタは、セミオート式ですのでロックナットを弛めアジャストスクリュを弛めるとプッシュロッドがスプリングにより押し出され、テンショナーを押さえてチェーンの遊びを調整する機構になっています
又、チェーンテンショナー、ガイドは硬質ゴムを用い耐久性の高い静かなエンジンにしています。
GN125の「カムチェーンテンショナーアジャスタ」を交換する
「GN125Eパーツリスト(パーツカタログ)」によると純正部品の品番は「 12830-32451(アジャスタアッシ.テンショナ)」となっております。
日本製の純正部品はものすごく高かったので、AliExpressで(おそらくGN125H用)カムチェーンテンショナーアジャスタを購入しました。(純正と書いてありますが、本当かどうかは不明)
開けてみたところ、ひとまず問題はなさそうな雰囲気。
一旦バネを縮めてからロックをしておき、取り付けるようにします。
古い方のカムチェーンテンショナーアジャスタはサビサビです。。。
左右の2本のボルトを外せばすぐに取り外せます。
中のバネもサビていました。だいたい4.7cmぐらいの長さに設定されていました。
新しいカムチェーンテンショナーアジャスタを取り付けます。ガスケットはまだ使えそうだったのでそのまま再利用しました。
取り付け後、ナットを緩めます。
緩めたらマイナスドライバーで中央のアジャスタスクリューを緩めます。
このタイミングで、内部のバネが「ジャッ」という音をして伸びて、中のテンショナを押す形となります。その後再度、アジャスタスクリューを締めます。
アジャスタスクリューを締めたあとに、ナットを締め付ければ完了となります。
カムチェーンテンショナーアジャスタが新しくなったため、周りの汚れが引き立ちますねw
試乗してみたところ、カムチェーンのシャリシャリ音は気持ち少なくなった気がしますが、エンジン全体の機械音はそんなに減ってないようでした。。。原因を探りつつもう少し様子見になりそうです。