バイクの自撮り走行動画を撮影したい
最近、他のモトブロガーさんの動画を観て、バイクの自撮りをしたくなりました。調べてみるとInsta360という360度カメラと自撮り棒を使ってバイクを自撮りする方法があるようでした。
ただ、残念ながら私のお小遣いでは買える値段ではなかったため、手持ちの中華アクションカム(AKASO V50 PRO: 購入時価格1万3000円ぐらい)で、なんとか自撮りできないかを模索しました。
自撮り棒はAliExpressで購入
自撮り棒と、ハンドルマウントはAliExpressで購入しました。値段は送料込みで3,228円でした。
パーツ構成は、ハンドルにマウントするパーツと、自撮り棒、その間をつなぐジョイントパーツになります。
自撮り棒は何段階かに伸ばせるようになっており、最長で111cmまで伸びるようです。
自撮り棒の先端はネジになっていますが、アクションカメラを取り付けるためのアダプタは別売りだったので、手持ちのものを使うことにしました。
アリエクで注文してから、約10日ほどで到着しました。品質は正直あまり期待していなかったですが、思いのほかちゃんとしていました。
GN125のハンドルへの取り付け
取り付けはまず、U時の金具でハンドルにマウントを固定し、自撮り棒を取り付けるボールジョイントパーツを取り付けます。
ここに自撮り棒を取り付ければ準備完了です。
色々な長さでバイクの正面から自撮り撮影
まずはバイク正面の撮影から。これが一番短い状態です。
見た目↓のような感じになります。これが360度カメラならこの長さでもかなりの範囲が写るようですが、通常のアクションカムだとヘッドライト周りが写る感じですね。
次はこれぐらいの長さにしてみます。ちょっとこの長さで走るのは場所を選ぶ気はしますが、ご参考までに。
↓のようにフロントフォークとフェンダーの一部が写るぐらいですね。自撮り棒もこのカメラの角度では一部が見える感じになりますが、個人的にはそこまで気にならないレベルかと。(ちなみに、360度カメラの場合には、自撮り棒自体も消えるようですね)
次はこの長さです。カメラの大きさも相まって、色々とやべー感じがします。
↓のように、フロントフェンダーまで入りました。搭乗者の中年太りボデーも写るような感じです。
せっかくなんで一番最長にした状態です。角度も少し上に向けています。
さすがにここまでやるとタイヤまで写りますね。公道ではない開けた場所とかで撮影できれば、といった感じでしょうか。
今度は横からのバイク自撮り撮影
次は横からの撮影です。これぐらいの長さで試してみます。横に大きく張り出すので、公道は明らかアウトですが、ご参考までに。
範囲的には↓ぐらいの範囲が写る感じになります。カメラの角度にもよりますがバイク全体がギリギリ収まるイメージです。
せっかくなんで、最大まで延長してみます。
先ほどより広くなり、さらにバイク全体が写る感じになりました。安全な自宅の敷地とか、田舎のあぜ道とかでワンチャン撮影できるぐらいでしょうか。
次はこれぐらいの長さで
↓角度にもよりますが、前輪部分を写したり、
↓ちょっと上にあげてヘッドライト周りを写したりができます。
ちなみに自撮り棒や、ジョイントパーツは以前トップケースに取り付けた、この小物入れに入れたり括り付けたりして運搬できるようにしました。
実際にバイクで走行して自撮りしてみる
まずは人通りの少ない場所で、走行して自撮りしてみました。走行時は振動が結構あるので、かなりブレると思ったのですが、思ったよりは大丈夫そうです。
ちなみにカメラの位置はこの辺です。
次は横からの撮影です。横からの撮影もブレは思ったよりは大丈夫そうです。
カメラの位置は↓のように横に大きく張り出すので、撮影場所は非常に限られると思いますが、ご参考までに。
今度は安全な範囲で色々な長さや角度にして走行してみます。今後はYoutubeのモトブログ・ツーリング動画にも自撮りショットを入れてみたいので、色々試行錯誤してみます。
最初はやや斜め前からのショット。ヘッドライトとバイザー、搭乗者が写るぐらいですね。
今度は上からの角度で。
今度は搭乗者の上半身が写る角度です。まあこのアングルも一つの画としてはアリかと思いました。
次はトンネル内のヘッドライト周りが写るショットです。ヘッドライトバルブは以前LEDに交換したので明るくなっています。この角度も雰囲気があってなかなか良い気がします。
同じ角度で自撮り棒をもう少し伸ばしてみました。フロントタイヤまでが写るショットです。
バイクの自撮り走行動画撮影の検証まとめ
バイクの走行自撮り動画の撮影にあたり、Insta360の購入も検討したのですが、現状価格がお高いのと、利用者のレビューでは撮影後の編集が若干面倒といった意見もありました。
確かに360度カメラの場合は、撮影データは360度の動画になるので、そこからどのタイミングで、どの方向を動画として切り出すかを専用の編集ソフトで編集して書き出す必要があるみたいで、通常の動画編集に比べて編集ステップが増えるというデメリットがあるようです。
面倒くさがりの私の場合、動画編集はできるだけお手軽に済ませたいのと、素人が趣味でやっているレベルなのでバイクに乗っている雰囲気だけ伝わればOKかなと思っています。
今回のバイク自撮り検証の結果をまとめますと、Insta360のような360度カメラじゃなくても、安物の中華アクションカメラと、自撮り棒&ハンドルマウントで、低コストである程度の走行自撮り動画は撮影できるということがわかりました。
あと、今回はハンドルマウントのみでしたが、リヤ側やバイク下部にもマウントを追加してみて、もうちょっと色々なアングルを試してみたくなりました。そのあたりはまた追々検証してみたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。(^^)