フロントタイヤに引き続きリヤタイヤも交換
GN125Eのレストア・メンテナンス計画の中で、フロントタイヤに続き、リヤタイヤも自分で交換することにしました。
タイヤの矢印の部分を見ると溝が減っており、経年劣化も進んでおりヒビ割れも見られました。
ちなみにこのタイヤは「DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ K127 リア 110/90-16 M/C 59S チューブタイプ(WT) 124241 」です。タイヤパターンや太さが気に入っているので、新しいタイヤも同じものを履かせます。
GN125のリヤタイヤの外し方
リヤタイヤを外す必要がありますので、リヤ側のアクスルシャフトのボルトを緩めますが、割りピンが付いているので、それを外してから緩めます。そして安定のサビだらけです。。。
ナットが回るか心配でしたが、緩めることができました。
スプロケットも交換する予定なので、スプロケットのボルトも緩めておきました。ボルトを緩めるには、廻り止めのストッパー金具をマイナスドライバーとハンマーを使って広げる必要があります。
ストッパーを広げ、スプロケのボルトも緩めておきました。
シャフトの反対側をハンマーなどでどつくとシャフトを抜くことができます。
チェーンもはずすとリヤタイヤが外れました。
と思いましたが、リヤブレーキのドラム部分に止まっているボルトも外す必要がありました。
リヤタイヤが外れました。
リヤブレーキのドラム部分も取れました。アームの部分の錆が酷すぎるので、新しいものを注文しました。パーツの品番は「64451-48000(レバー、リヤブレーキカム)」でした。
GN125のリヤタイヤの交換方法
フロントタイヤのときと同様に、空気を抜いておき、足で踏んでビードを落としてから、タイヤレバーを使って古いタイヤを外していきます。
片側が外れました。
チューブの空気を抜く際は、バルブコアを外すための虫回しがあると便利です。
古い方のチューブはIRCの3.25/350-16が入っていました。見た目上はまだ使えそうですが年数が経っているので新しいチューブに交換します。
ホイールからタイヤが外れました。体重をかけながらタイヤを押していくと外しやすかったです。
ホイールの内部も汚れていました。
可能な限り綺麗にしました。
新しいタイヤも「DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ K127 リア 110/90-16 M/C 59S チューブタイプ(WT) 124241 」です。タイヤがハマりやすいように、ビードワックスをホイールのリム部分やビード部分に塗っておきます。
チューブは今回「DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤチューブ 4.60*110:120/90-16 バルブ形状:TR4 リム径:16インチ 133547」を使いました。
タイヤ側にも「ビードワックス」を塗っておきます。
片側をホイールに嵌めたあと、チューブを入れます。今回はタイラップを使わずに嵌めてみましたが、新しいタイヤは柔らかいのでそれほど苦労せずに入りました。
チューブのバルブの先端をナットで少しだけ止めておきます。タイヤにある黄色い丸印の部分と合わせるようにしておきます。
チューブを噛まないように、タイヤのもう片側もタイヤレバーを使って嵌めていきます。
新しいタイヤを取り付けできました。再度チューブを噛み込んでいないかを確認して空気をいれていきます。
空気入れはフットポンプによる人力です。後輪タイヤの空気圧はGN125EのGN125サービスマニュアルによると「2.25 (kg/cm2)」です。
バルブのナットを締めておきます。
最後に蓋をして完了となります。フロントタイヤの交換でなれていた分、後輪タイヤはスムーズに交換することができました。