CB缶とOD缶の違いと価格帯
CB缶(家庭用カセットコンロなどのガスボンベ)はOD缶(アウトドア用ののガスボンベ、Tタイプ缶)に比べて価格が安く、ホームセンターやコンビニなどでも売っているので入手しやすいです。
CB缶は主成分がブタンガスで、1本が250gで100円〜200円台なのに対し、OD缶はアウトドア用に設計されており、気温が低くても性能が落ちないようにブタンガスに加えプロパンガスが入っており、同じぐらいの容量のものが1個あたり400〜600円ぐらいします。
入手しやすく安いCB缶のガスをOD缶に詰め替えられるアダプター
Amazonで評価が高かった「CB缶からOD缶にガスを詰め替えるアダプター」を入手したので早速空のOD缶にCB缶からガスを詰め替えてみました。
※ 詰め替えされる場合は自己責任でお願いします
外観はこのようにツマミが付いた形状になっています。
本体のほかには説明書が付属しています。
CB缶と接続する側には外側にゴムパッキン(Oリング)が付いています。潤滑のために外周部にシリコンオイルが塗られていました。
説明書には長くつかうための注意点がかかれていました。Oリング部分と、ツマミの回転をなめらかにするための注油穴にシリコンオイルを定期的に滴下すると良いとのことです。
OD缶と接続する側は、ネジが切られています。回転させながらOD缶と接続します。
CB缶と接続する側はOリングが付いています。
CB缶に並行に押し込むと取り付けができるようになっています。
「CB缶 → OD缶 詰め替えアダプター」の使い方
まずは空になったOD缶の重さを量っておきます。キャップを付けた状態で148gでした。
一応缶の裏にも空の重さを記入しておきました。
続いて満タンのCB缶の重さを量りました。キャップを付けた状態で351gでした。
こちらも缶の重さを記入しておきました。
ガスを送る側(CB缶)を温めておくとガスが移動しやすいとのことでしたので、お湯を沸かして、水と混ぜて40〜45℃ぐらいにします。(温度計が手元になかったので、お風呂のお湯より熱いぐらいにしました)
お湯でガスボンベを温めます。
アダプターのツマミを時計回りに回し、閉めた状態でCB缶に取り付けます。
平行にきっちりはまっていることを確認します。
逆さまにし、ODにドッキングさせます。OD缶側はネジ式になっているので回しながら取り付けます。
きっちりはまっていることを確認したら、ツマミを左に回します。するとシューッっという音がしてガスが移動し始めます。
OD缶側は冷やすとガスが移動しやすいとのことなので、保冷剤で冷やしました。
ガスが移動する音が無くなったら、アダプターのツマミを時計回りに回し閉めます。
それぞれの缶からアダプターを取り外して完了です。
ガス詰替後のガス缶の重さを量りました。
351g → 157g なので 194g ほどガスが減っています。
今度はOD缶側
148g → 343g なので 195gほど増えています。満タンは230gですが、あまり多く入れすぎると過充填となり危険なのでこのへんにしておきました。
CB缶側にまだ50gほど残っていたので、再度お湯につけてから470gのOD缶にも充填しました。
351g → 109g まで減りましたので、ガス250gのうち242g移動できました。
OD缶が450円、CB缶が200円として計算すると8回ほど使えばアダプターの元が取れる計算になります ^^*)